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シップスミス ロンドンドライジンの特徴と飲み方|国内41%の通常品とV.J.O.P.を比較

蒸溜した後に、原料の酒を足して増量しない。シップスミスの「ワンショット」は、そんな造り方だ。珍しい植物の名前だけでなく、一度の蒸溜にどう向き合うかにも、造り手の考えが表れる。とはいえ、蒸溜の仕組みを覚えてから飲む必要はない。ライムを添えたジントニックを家で作る。その身近な一杯から、造り手の話をたどってみよう。[2][4][5]
おすすめ・基本情報
国内公式に掲載された700ml・41%のロンドンドライジンを取り上げます。ジュニパーベリーを中心に10種類のボタニカル(香りづけに使う植物素材)を組み合わせ、国内公式は花を思わせる香りや柑橘を感じる味わいを紹介しています。柑橘の爽やかさだけでなく、ジンらしいジュニパーにも目を向けたい人の候補です。似た予算のジンと、同ブランドのV.J.O.P.は分けて比べます。[1][2]
- 銘柄
- シップスミス ロンドンドライジン
- 対象仕様
- 国内公式掲載の通常品、700ml・41% [1]
- JANコード
- 5060204341526 [1]
- 造られる場所
- 英国ロンドン。ブランドの歩みでは2014年にチズウィックへ移転 [4]
- 製法の特徴
- 銅製蒸溜器を使い、蒸溜後に原料スピリッツを加えて増量しない「ワンショット」方式 [5]
- 商品価格の一例
- 正規品700ml・41度:税込4,004円、送料別。FELICITYの掲載例。箱の有無は取得した商品説明で確認できず [6]
- 家で試す飲み方
- ジン25ml+トニック75ml、ライムの皮を添える小さなジントニック
価格は2026年10月23日に参照した掲載例で、最安値を示すものではありません。購入前に、現在の価格・在庫・送料と、必要なら箱の有無も確認してください。[6]
味わい・特徴
ジュニパーを中心に、花と柑橘の香りが重なる
国内のブランドサイトは、花や草原を思わせる香りにジュニパーベリーと柑橘が続き、味わいではジュニパーが先に立つと説明しています。後味にもジュニパー由来のスパイシーさを挙げています。柑橘だけが主役のジンを探すときと、選ぶ軸が少し変わります。[2]
英国公式にはレモンタルトやオレンジマーマレードを連想させるという香味表現もあります。甘い果汁入りの飲み物を想像して選ぶより、ジュニパーと柑橘がどう重なるかを楽しむ候補として考えるとよいでしょう。[3]
飾りを増やす前に、割り材を決める
最初の一杯では、香りつきのトニックや複数のハーブを一度に加えず、プレーンなトニックとライムの皮だけで作ることを提案します。何を替えたら好みに近づくかを考えやすくするためです。ジュニパーの香りが好きなのか、トニックの甘さが好きなのかを分けて考えると、次の一本も選びやすくなります。
向いている人・購入前に確認したいこと
定番のジントニックを、造り手の違いで選びたい人に
ジュニパーと柑橘の組み合わせが好みで、いつものジンとは別の造り手を知りたい人には、シップスミスが候補になります。特殊な割り材をそろえる前に、家にあるグラスと計量道具、氷で始められるのもジントニックのよいところです。
一方、まず費用を抑えてジンが好みに合うか確かめたい段階なら、税込約4,000円の700ml瓶を急いで選ぶ必要はありません。手元のジンで割り材を調整したり、予算2,500円を目安に選ぶジン10銘柄を見比べたりする方法もあります。
柑橘の甘さだけを期待する人は、香味説明を確認
メーカーの説明ではジュニパーの存在感とドライな後味が特徴です。「オレンジの香りがあるから、甘いオレンジ味だろう」と考えていると、期待と離れるかもしれません。ジュニパーの香り自体が苦手かどうかを確かめたいときは、取り扱いのあるバーで希望する量や割り方を相談する方法もあります。[2]
41%と41.6%は、この記事では同一仕様にまとめない
国内サントリーの商品情報は700ml・41%、英国のメーカー商品ページは41.6%です。販売店のタイトルと商品画像が違う場合も、容量、度数、輸入者、JANコードを確認してから選びましょう。[1] [3]
国内の小売店にも「正規品・700ml・41.6%」の掲載例があります。「正規品」という表示だけで国内公式のJANと同じ商品だと判断せず、販売先に確認しましょう。この記事の41%品の価格と、無条件に同じ仕様として比べないようにしてください。[13]
同じブランドのV.J.O.P.は国内公式で57%。通常品の代わりとして同じ量を注ぐと、アルコールの量も変わります。「香りが豊か」「口当たりが滑らか」といった説明は、アルコールが少ないという意味ではありません。[7]
飲み方・料理の楽しみ方
ライムを添えた、小さなジントニック
英国メーカーの公式レシピは、ジン50mlとトニック150ml、ライムの皮という組み合わせです。家で小さく作るなら、1:3の比率を保ち、25ml+75mlの半量に。公式指定のFever-Treeに限らず、プレーンなトニックを使う家庭向けのアレンジです。[8]
材料・小さめの一杯分
- シップスミス ロンドンドライジン:25ml
- よく冷やしたトニックウォーター:75ml
- よく洗ったライムの皮:小さな1片
- 氷:200〜250ml程度のグラスを満たす量
作り方
- グラスに氷を入れ、ジン25mlを計って注ぐ。
- トニック75mlを静かに加え、スプーンで底から軽く混ぜる。
- ライムの皮をグラスの上で軽くひねり、添える。
ライムが手に入らなければ、まず飾りなしでも構いません。甘さやトニック由来の苦味を控えたいときは、75mlのうち25mlを無糖の炭酸水に替えてみましょう。割り材を増やしても、ジンの量が同じなら含まれるアルコールの総量は減りません。飲む量を減らすときはジンも減らし、飲まない日には炭酸水とライムだけを楽しむ選択もできます。
ジントニックの苦味を調整する方法では、ジンを買い替える前にできる工夫を紹介しています。
料理は、ツナときゅうりのライムサラダを小皿に

グラスに添えるライムを料理にも使うなら、ツナときゅうりのサラダを提案します。小皿1〜2人分の目安は、きゅうり1/2本、汁気を切ったツナ約35g、ライム果汁小さじ1、オリーブオイル小さじ1、塩少々。薄切りのきゅうりとツナを合わせ、残りの材料であえます。
飲み物と料理に同じ柑橘を使えば、飾りのために買ったライムも活用できます。酸味が苦手なら果汁を控え、食事の味を優先してください。ボトルの香味を知るために、凝ったおつまみを用意する必要はありません。
ほかのジンと比較して選ぶ
同じ価格帯:700mlの3銘柄を、香りの入口で比べる
FELICITYで確認した、税込約3,200〜4,100円の掲載例です。同じ700mlでも素材や度数は異なるため、価格の高低だけで味の良し悪しを決める表ではありません。
| 銘柄 | 税込の商品価格 | 容量・度数 | 選ぶ手がかり |
|---|---|---|---|
| シップスミス ロンドンドライジン | 4,004円 [6] | 700ml・41%・正規品表示 | ジュニパーを中心に花や柑橘を重ねる [2] |
| ビーフィーター24 | 3,267円 [9] | 700ml・45%・正規品表示 | 煎茶、中国の緑茶、グレープフルーツの皮を使う [10] |
| ROKU〈六〉通常品 | 3,729円 [11] | 700ml・47%・日本産 | 柚子、煎茶、玉露、山椒など六種の和素材を使う [12] |
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シップスミスを選ぶなら: ジュニパーを中心にしたドライジンを、まずライムのジントニックで楽しみたいときに。茶葉や和素材を入口にする下の2銘柄とは、興味を持つポイントが異なります。
「ビーフィーター24」:茶葉を使うジンに興味があるなら
柑橘に加えて、茶葉を香りづけに使うジンが気になるときに。日本の煎茶と中国の緑茶を使う点がシップスミスとの具体的な違いです。ここでいう茶葉の使用は緑茶割りという意味ではありません。[10]

煎茶・中国の緑茶とグレープフルーツの皮を使う45%のジン。通常品・ブラックとの違いを比較。
「ROKU〈六〉通常品」:和素材を手がかりに選ぶなら
柚子やお茶など、普段から親しみのある素材を手がかりに選びたいときに。国内通常品は47%なので、41%のシップスミスと同じ分量で作った一杯はアルコール濃度まで同じにはなりません。[12]

桜・柚子・お茶など、和の素材を使ったジンの特徴と飲み方。
価格資料の確認日は2026年10月23日。すべて送料別で、ポイント還元やクーポンは差し引いていません。各ページの対象商品の箱の有無は確認できず、ROKUの対象商品には「包装不可」とあります。贈り物にする場合は、箱付きの別商品や包装費を含めて見直してください。現在の価格・在庫・配送条件は各販売店で確認が必要です。[6] [9] [11]
同じブランド:通常品とV.J.O.P.の違い
| 銘柄 | 国内公式の容量・度数 | 通常品との差 |
|---|---|---|
| ロンドンドライジン | 700ml・41% [1] | この記事の基準となる通常品 |
| V.J.O.P. | 700ml・57% [7] | 通常品の約3倍のジュニパーベリーを使う [7] |
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通常品を選ぶなら: シップスミスを初めて選び、まずは標準の香味や家での割り方を知りたいときに。今回のレシピも、この通常品を対象にしています。
「シップスミス V.J.O.P.」(ブイ・ジェイ・オー・ピー):ジュニパーの香りを重視するなら
通常品とは別に、ジュニパーを強く打ち出したジンを検討したいときに。単に上位版として選ぶのではなく、素材の使い方と57%という度数の違いで判断しましょう。通常品用の25mlをそのまま置き換える提案ではありません。[7]
V.J.O.P.は国内公式の仕様で比較しています。購入する場合は、販売先の価格・度数も確認してください。
背景・詳しい情報
新しい造り手が、伝統的なドライジンに取り組む
シップスミスのブランドが生まれたのは2009年。メーカーの歩みでは、最初の蒸溜器「プルーデンス」でレシピが完成した年とされています。2014年にはロンドンのハマースミスからチズウィックへ拠点を移しました。[4]
歴史の長い製法を使うことと、ブランド自体が何百年も続いていることは別です。シップスミスは、その違いから造り手を知るのも面白い一本です。古いブランド名や新しい素材だけでなく、「今の造り手が、どの方法を選んでいるか」に目を向けられます。
ワンショットは、蒸溜回数を数える言葉ではない
メーカーは、1回の仕込み分の植物素材と英国産の小麦由来スピリッツを蒸溜器に入れ、濃縮ジンを造って後から原料スピリッツで伸ばす方法を採らないと説明しています。これが同社のいうワンショット方式です。植物素材を一晩漬け込み、蒸溜で得られる液のうち採用する部分を選び、水で瓶詰めの度数に調整します。[5]
家での一杯に結びつけるなら、造り手が意図した植物の組み合わせを、まず少ない材料で楽しんでみる。そのための入口が、この記事のジントニックです。
出典・参考資料
資料確認:2026年10月23日。
- サントリー:シップスミス ロンドンドライジン700mlの商品情報外部 — 国内仕様、JANコード。
- サントリー:シップスミスのブランド情報外部 — 国内の香味説明、ボタニカルと製法の紹介。
- Sipsmith:London Dry Gin外部 — 英国公式の41.6%表記、香味説明。
- Sipsmith:Our Story外部 — 2009年の誕生、2014年の移転。
- Sipsmith:Our Process外部 — ワンショット方式、浸漬・蒸溜・加水。
- FELICITY:シップスミス ロンドンドライジン41度・正規700ml外部 — 税込4,004円の掲載例、販売店の仕様表示。
- サントリー:シップスミスV.J.O.P.700mlの商品情報外部 — 国内700ml・57%、ジュニパーベリー使用量の比較。
- Sipsmith:Classic Gin & Tonic外部 — 元の配合50ml+150mlとライムの皮。
- FELICITY:ビーフィーター24・45度・正規700ml外部 — 税込3,267円の掲載例。
- サントリー:ビーフィーター24について外部 — 700ml・45%、茶葉とグレープフルーツの皮。
- FELICITY:ROKU〈六〉47度・700ml・包装不可外部 — 税込3,729円の掲載例、販売条件。
- サントリー:ROKU〈六〉700mlの商品情報外部 — 国内700ml・47%、和素材の確認。
- 武川蒸留酒販売:シップスミス商品一覧外部 — 国内小売の「正規品・700ml・41.6%」という掲載例。仕様の違いを示す資料として参照。
お酒は20歳になってから。飲酒後の運転はしないでください。