お茶を使うジン3本を比較。季のTEA・KOMASAほうじ茶・ビーフィーター24の選び方

グレープフルーツと茶葉の小皿

緑茶の香りを楽しむなら季のTEA、炒った茶葉の香ばしさに惹かれるならKOMASAほうじ茶。いつものジントニックに茶を使う一本を選ぶなら、ビーフィーター24が候補です。お茶好きの目線でジンの棚を見ると、気になる名前がいくつも見つかります。玉露と碾茶、ほうじ茶、柑橘と緑茶。普段の茶葉選びと同じように、好きな香りから見ていきましょう。

同じ茶のジンでも、楽しみたい香りは違います

茶葉を香りづけに使うジンは、お茶好きにとって親しみやすい入口です。選ぶときは、茶の名前に加えて何で割りたいかも考えてみましょう。冷たい水でシンプルに、お湯で温かく、トニックで甘みとほろ苦さを添えて。飲み方まで想像すると、気になる一本が見えてきます。

ジン注目する素材容量・度数
季のTEA玉露・碾茶700ml・45.1%
KOMASA GIN ほうじ茶鹿児島のほうじ茶500ml・45%
ビーフィーター24日本の煎茶・中国の緑茶・柑橘の皮700ml・45%

各銘柄の公式掲載情報。[1][2][3]

緑茶、香ばしさ、柑橘との組み合わせから

季のTEA:玉露と碾茶を使う、京都のジン

季のTEAは、宇治の茶舗・堀井七茗園との協業から生まれました。玉露と碾茶を使い、緑茶を思わせる香りを楽しめる一本です。普段から茶葉を選ぶのが好きなら、その名前にまず惹かれるかもしれません。氷や水だけでシンプルに作り、茶を使う香りに目を向けてみたい人におすすめです。[1]

知らないお茶の名前があっても、全部覚えてから飲む必要はありません。いつものお茶と比べて何を感じるか、ジンになるとどんな香りに出会えるか。そこから造りの話をたどるのも楽しい順番です。

季のTEAの味わいと飲み方|季の美との違いと水割りの作り方記事を読む →

KOMASAほうじ茶:香ばしいお茶が好きなら

炒った茶葉の香ばしさに加えて、木を思わせる香りも特徴として挙げられています。普段、煎茶よりほうじ茶を手に取ることが多いなら、気にしておきたい一本。冷たい割り方だけでなく、お湯割りも案内されているので、温かいカップでジンを楽しみたい日に選べます。[2][5]

KOMASA GIN ほうじ茶とは?香ばしい茶のジンを、ソーダとお湯で楽しむ記事を読む →

ビーフィーター24:ジントニックから茶のジンへ

日本の煎茶、中国の緑茶、グレープフルーツの皮などを使うジンです。もとのビーフィーターが持つ柑橘らしさに、茶の要素を組み合わせた造り。いつものジントニックを楽しみつつ、茶を使う一本にも手を伸ばしたいならこちらへ。柑橘もお茶も好きという人には、選ぶ理由が見つかりやすい組み合わせです。[3]

ビーフィーター24の特徴と飲み方|茶と柑橘を使うジンを比較記事を読む →

水割り、お湯割り、ジントニック。最初の飲み方を決める

季のTEAには、ジン40mlとよく冷やした水60mlを使う公式の水割りがあります。この分量は、体積変化を無視すると約18%。お茶のように軽い濃度ではないので、家ではジン20mlと水80mlから始め、好みに合わせるのもよいでしょう。甘い割り材を足さない分、シンプルに香りへ目を向けられます。[4]

KOMASAほうじ茶で温かい一杯を作るなら、公式のお湯割りへ。ジン30mlに60〜70℃のお湯90mlを合わせます。耐熱のカップにお湯を先に注ぎ、ジンを加える作り方です。香ばしい方向のジンを、湯気のあるカップで楽しむ入口になります。[5]

ビーフィーター24は、まず普段作るジントニックで試してみては。すでに好きなトニックがあるなら、同じ割り材でジンだけを替えると、次も使いたい組み合わせを探しやすくなります。

茶葉の好みか、飲む場面か。迷ったときの選び方

「お茶の名前から選びたい」なら、季のTEAとKOMASAほうじ茶を比べてみてください。緑茶の香りと、炒った茶葉の香ばしい方向。普段の茶葉選びで親しみのある方から入ると、その一本を楽しみに待てそうです。

「家ではジントニックが多い」なら、ビーフィーター24から。茶だけを主役に考えるより、柑橘と茶を使うジンとして見ると選びやすくなります。通常のビーフィーター40度を持っている人にとっても、同じブランドの別の造りを知る機会になります。

買う量も気になるなら、KOMASAは500ml、ほかの二本は700mlという違いを確認。商品名は季のTEA、KOMASAほうじ茶、ビーフィーター24まで見ておきましょう。同じブランドの通常品や別素材のジンとは、香りの組み合わせが異なります。

お茶を使うジンと、お茶割りはどう違う?

今回の三本は、ジンを造るときの香りづけに茶を使っています。一方、お茶割りは、できあがったジンへお茶を注ぐ飲み方。どちらもお茶好きには気になるものですが、用意する材料が違います。まず瓶そのものの香りを楽しむなら、水や炭酸水から。いつものお茶の味も加えたいなら、お茶割りへ進んでみてください。

見た目が煎茶の緑やほうじ茶の茶色でなくても、茶の香りを使ったジンは楽しめます。色より、どんな茶葉を使い、何で割るかに注目するとイメージしやすいでしょう。なお、茶を使っていても45%前後のお酒なので、健康効果を期待して選ぶものではありません。

お茶好きの楽しみを、ジンの棚にも

「今日は温かいほうじ茶の気分」「冷たい緑茶が好き」「柑橘の香りも欲しい」。お茶を選ぶときの気分が、そのまま三本を見分ける手がかりになります。難しい香りの言葉より、まず自分が惹かれる方へ。

一本を決めたら、最初は割り材を一つに絞って作ってみましょう。気に入った配合を残しておけば、次に水を炭酸水へ替えたり、お茶割りにしたりするときにも役立ちます。好きなお茶から、好きなジンの飲み方が見つかるかもしれません。

材料・ボトルの購入先を確認する

気になったボトルは、容量・度数をそろえて購入条件を比べてみてください。

出典・参考資料

資料確認:2026年10月27日。

  1. 京都蒸溜所:季のTEA
  2. 小正醸造:KOMASA GIN ほうじ茶
  3. サントリー:ビーフィーター24
  4. 京都蒸溜所:季のTEA 水割り
  5. 小正醸造:KOMASA GINの飲み方