味わう

家でドライ・マティーニを作るには。ベルモットと道具を買う前に

レモンピールを添えたドライ・マティーニと、氷を入れたミキシンググラス

ドライ・マティーニを家で作るなら、ジンに加えて用意するのはドライ・ベルモットです。透明に近い色のお酒でも、甘口の白いベルモットとは別の製品。まず商品名の「Extra Dry」「Dry」を確かめましょう。

もう一つの入口は、作りたい配合を先に決めること。マティーニにはさまざまな比率があり、「正しい一杯は必ずこれ」と一つに絞る必要はありません。ここではIBA(国際バーテンダー協会)の配合を基準に、買い物を整理します。

IBAの配合は、ジン60mlにドライ・ベルモット10ml

材料IBAの配合半量の編集換算
ジン60ml30ml
ドライ・ベルモット10ml5ml

幅が足りないときは、表を横にスクロールできます。

基本は6:1、液体の合計は70mlです。半量なら35ml。氷で冷やしてから注ぐので、仕上がりには氷が溶けた分も加わります。少量でもお酒同士の組み合わせであり、半量にしても材料を混ぜた時点の度数は同じです。

国内ビーフィーター公式のマティーニは、ジン4/5、チンザノ・ドライ1/5という別の比率です。両方を混ぜて同じ公式レシピとして紹介せず、どちらの配合を使うか決めて計量してください。初めてなら新しいジンを買い足す前に、手持ちの一本から試せます。

買うベルモットは、ロッソでもビアンコでもなくドライ

候補の一つはチンザノ エクストラドライです。国内販売店で確認した対象は750ml・18%。通常のロッソ750ml・15%や、別シリーズの「1757」と取り違えないよう、商品名とラベル、容量と度数を合わせて見ます。

ベルモットはワインをベースにしたお酒です。開栓後の扱いを、ジンと同じだと考えないでください。保存方法は現物の表示や販売元の案内を優先し、開けた日をメモしておくと管理しやすくなります。保存期間が分からないときは、販売元に確認しましょう。

シェーカーより先に、計量と冷却を考える

IBAの方法は、材料を氷の入ったミキシンググラスで混ぜ、冷やしたカクテルグラスへ氷を除いて注ぐもの。シェーカーで振るレシピではありません。

  1. 飲むグラスを冷やしておく。
  2. 混ぜる容器に氷を入れ、ジンとドライ・ベルモットを計量して注ぐ。
  3. スプーンで混ぜて冷やす。
  4. 氷を除き、冷やしたグラスへ注ぐ。
  5. レモンピールの香り、またはグリーンオリーブを添える。

購入するなら、少量を測れる計量道具と、注ぐ際に氷を留められる道具が役に立ちます。手持ちの容器で代用する場合は、割れやすい薄い器を避け、衛生的に使えて無理なく注げるかを先に確かめましょう。特定の形のグラスを買わないと始められないわけではありません。

大きな瓶を買う前に、一回に使う量を見る

750mlのベルモットを10mlずつ使えば、計算上は75回分です。ただし、これは保存期間のうちに使い切れる回数を保証しません。一本の単価だけでなく、ほかの使い方や開栓後の管理ができるかを考えてください。残量を減らすために飲む回数を増やす必要はありません。

赤い甘口ベルモットを使う別の一杯ならネグローニの材料へ。ジン選びを詳しく見るならタンカレー No.TEN、植物の香りを整理するならボタニカルの話もどうぞ。

出典・確認した資料

資料確認:2026年10月26日。販売条件は注文する販売店と現物表示で確認してください。

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