ジンリッキーの作り方|ライムと無糖の炭酸水で作る、甘さを足さない一杯

ライムを添えたジンリッキーと、木のテーブルに置いたライムと計量カップ

ジンリッキーは、ジンにライムを搾り、無糖の炭酸水を加えるカクテルです。砂糖やトニックは使わず、ジンの香りとライムの酸味を楽しみます。家ではジン30ml、炭酸水120ml、ライム1/4個を出発点に。シェーカーを使わず、グラスの中で作れます。

家で作るなら、ジン30ml・炭酸水120mlから

以下は、家で量を揃えやすくした配合例です。サントリーの公式例はジン45ml・ライム1/2個・ソーダ適量、桜尾の公式例はジン45ml・ライム1/4個・ソーダ適量。ライムの量は、メーカーのレシピでも一通りではありません。

  • ジン:30ml
  • 冷やした無糖の炭酸水:120ml
  • ライム:1/4個
  • 氷:適量

ライムは飾るだけでなく、果汁を搾って使います。個体によって搾れる量も酸味も違うので、酸っぱい飲み物が得意でなければ、用意した分の一部だけを搾り、残りは後から加えましょう。

ライムを搾ってから、ジンと炭酸水を注ぐ

  1. ライムを洗って切り、炭酸水をよく冷やしておきます。
  2. グラスの上でライムを軽く搾ります。皮も使う場合は、そのままグラスへ入れます。
  3. 氷を入れ、量ったジン30mlを注ぎます。
  4. 炭酸水120mlを静かに注ぎ、底から軽く混ぜます。

皮を何度も押しつぶす必要はありません。ライムの香りや苦みが強くなりすぎたら、途中で取り出してかまいません。果汁の酸味が欲しいのか、皮の香りも楽しみたいのかで扱いを変えます。

液体150mlに果汁と氷が加わるため、グラスには余裕を。小さい器しかなければ、ジン15ml・炭酸水60mlに減らし、ライムも少なめにします。炭酸入りの飲み物を密閉して振る作り方ではありません。

翠や桜尾など、公式レシピのあるジンを候補に

ジンをこれから選ぶなら、本文で紹介した公式レシピから辿ると迷いにくくなります。サントリーの例で使われているのは翠(SUI)。柚子・緑茶・生姜を使う一本を、ライムと炭酸で楽しむ選択肢です。

銘柄を知る「翠(SUI)」の特徴と飲み方|700ml瓶で作る、柚子・緑茶・生姜のジンソーダ柚子・緑茶・生姜の香りを、夕食のジンソーダへ。

桜尾の公式にもジンリッキーが載っています。広島の植物を使うジンが気になるなら、桜尾ジン オリジナルの記事で素材や普段の飲み方を確認してみてください。どちらも、まずこの一杯を作るための候補。高価な限定品まで揃える必要はありません。

銘柄を知る「桜尾 GIN ORIGINAL」の特徴と飲み方|広島の柑橘と、「LIMITED」との違い広島の柑橘を使う通常品の特徴と、割り方を。

ジンソーダ・ジントニックとの違い

飲み方主な材料選ぶ目安
ジンリッキージン、ライム、無糖の炭酸水甘さを足さず、ライムの酸味を加えたい
ジンソーダジン、無糖の炭酸水まずジンの香りを中心に楽しみたい
ジントニックジン、トニックウォーター。柑橘はレシピによるトニックの甘みとほろ苦さも欲しい

ジンソーダにもライムを添えることがあり、名前だけで厳密に線を引けない場合もあります。家では「ライムを搾って酸味を加える無糖のソーダ割り」と捉えると、作りたい味がはっきりします。

トニックウォーターを炭酸水だと思って買うと、甘みと苦みも加わります。ジンリッキーを作る日は、ラベルの「無糖」と原材料を確かめてください。ジンジャーエールを使うジンバックも、また別の組み合わせです。

生のライムがないときと、酸っぱすぎたとき

ボトル入り果汁でも、甘味料の有無を確認

生のライムがなければ、無糖のライム果汁で酸味を加えるアレンジはできます。まず少量ずつ。生の皮の香りまで同じにはならず、「ライム1/4個=何ml」と固定して置き換えるのも難しいところです。

ライムコーディアルは、加糖されたものなどがあり、生果汁とは別の材料です。甘さを足さない一杯にしたいなら、商品名だけでなく原材料も見て選びましょう。

酸味とアルコールの強さを分けて直す

酸味だけが強ければ、次は搾るライムを減らします。アルコールの刺激が強ければ、ジンの量を減らすか炭酸水を増やします。今の一杯を炭酸水で薄めると、酸味だけでなくジンの香りも薄まるので、少しずつ加えてください。

レモンしかない日は、レモンを使ったソーダ割りとして楽しめます。ライムと同じ風味になるわけではありませんが、無理に材料を買い足す必要はありません。柑橘の使い分けはライムとレモンの記事へ。

甘くなくても、アルコール量は量っておこう

40%のジン30mlと炭酸水120mlなら、果汁・氷による希釈を除いた計算上の度数は8%です。実際には果汁や溶けた氷も加わるため、この数字は目安になります。

炭酸水を増やせば濃さは下がりますが、注いだジンのアルコール量は減りません。最初にジンを計量し、量も抑えたい日はジン自体を少なくしましょう。詳しい計算は割ったときの度数と量の考え方で確認できます。

参照した資料

  • サントリー:ジンリッキー公式レシピ
  • SAKURAO Brewery and Distillery:ジンリッキー公式レシピ
  • サントリー:ライム・コーディアルと生果汁の違い