ホワイトレディの作り方。ジンに足すのは、オレンジのお酒。

レモンとオレンジをそばに置いた白く濁るカクテル

レモンのきりっとした酸味に、オレンジのお酒の甘い香り。ホワイトレディは、二つの柑橘をジンにつなぐ一杯です。ギムレットとは少し違う、オレンジの香りを楽しみたくなった日に。名前に似合う小さなグラスを冷やして、ジン、リキュール、レモンの3材料から始めましょう。

まずは、3材料を4:3:2で

IBA(国際バーテンダー協会)のホワイトレディは、ジン40ml、トリプルセック30ml、フレッシュレモン果汁20ml。卵白、牛乳、クリームを使わずに作る配合です。[1]

材料IBAの配合半量なら
ジン40ml20ml
トリプルセック30ml15ml
生レモン果汁20ml10ml

材料の合計は90ml、半量なら45ml。ここへ、氷で冷やす間に溶けた水が加わります。少なく作りたいときは、すべてを半分にすると同じ比率に。リキュールにもアルコールが含まれるので、ジンと一緒にきちんと量っておきましょう。

果汁の酸味と、リキュールの甘さを別々に量れるのが、この一杯の面白いところです。最初は配合をそろえて作り、次に自分の好きな方向へ少しずつ近づけます。

オレンジのお酒は、通常のコアントローが候補

トリプルセックは、オレンジ系のお酒を指す名前。候補の一つが、通常のコアントローです。レモン果汁と組み合わせれば、オレンジの香りと甘さを一緒に加えられます。[4]

日本向けの公式カタログには、通常品700ml・40%が掲載されています。国内販売店にも同じ容量・度数の商品掲載があるため、買うときはその商品名を手がかりに探せます。実際の価格や送料、在庫は購入先で確かめてください。[2][3]

気をつけたいのは「コアントロー ノワール」との違い。ノワールはコニャックを組み合わせた別商品なので、今回の候補は通常のコアントローです。同じ700ml・40%でも、名前の後ろまで見ると選び間違えを防げます。[2]

オレンジジュースやシロップも、ここで使うリキュールとは別の材料です。オレンジ風味なら何でも同じ量、というわけではないので、今回はお酒の売り場で製品名を確認しましょう。

レモンを搾って、冷たいグラスへ

  1. 飲むグラスを冷やします。レモンを搾り、種を除いて果汁を量ります。
  2. ジン、トリプルセック、レモン果汁をシェーカーへ入れます。
  3. 氷を加え、ふたを確実に閉めてシェイクします。
  4. 氷を除き、冷やしたグラスへ注ぎます。

氷とシェイクして冷やしたグラスへ注ぐのが、IBAの方法です。飾りは指定されていないので、そのまま仕上げても構いません。レモンを添えるなら、果汁用とは別に少し取り分けておくと作業が流れます。[1]

道具を用意するなら、まず使う分量を量れるメジャーカップと、洗いやすいシェーカーを。特別なグラスを選ぶ楽しみはその後でも大丈夫です。材料を注ぐ順に並べておくと、初めてでも落ち着いて作れます。

甘みと酸味を、好みの位置へ

甘く感じたら、次回はリキュールを少し控えめにしてみましょう。オレンジの香りも同時に減るので、単に砂糖を引くのとは少し違う変化です。レモンが強いときは、まず果汁の量を調整します。

完成した一杯へ果汁とお酒を交互に足していくより、「次はレモンを少なく」と一つだけメモするほうが、好みを見つけやすくなります。ギムレットのライムと比べたい日は、別の機会に。どちらの柑橘が好きかを考えるだけでも、家カクテルの楽しみが広がります。

ジンもコアントローも40%なら、40mlと30mlに含まれるアルコール分は合計28ml。果汁を含む90mlで割ると、氷が溶ける前の概算は約31.1%です。甘い香りがあっても、弱い一杯とは限りません。強く感じたら水を加えるか、飲むのを止めてください。

次に作りたい一杯と、瓶の大きさを考える

コアントローを一回30ml使うなら、700mlは計算上23回分と10mlの余りです。まず少量で楽しみたい人には、小容量の通常品を探す方法も。公式カタログには350ml・40%と50ml・40%もあります。取り扱いは店によって異なるので、容量を指定して確かめましょう。[2]

小さい瓶は最初に買う量を減らせますが、容量当たりの価格まで安いとは限りません。いまの支払額と、その後に使う予定を合わせて考えると、自分に合う買い方になります。

ジンは、手元の通常品からで構いません。これから一本選ぶなら、レモンやライムを使う家カクテルに広げやすいビーフィーターも候補です。

ビーフィーター ジン40度の特徴と飲み方|レモンのジントニックを自宅で記事を読む →

オレンジのお酒を加えるホワイトレディ、はちみつを使うビーズニーズ、ライムを選ぶギムレット。材料がひとつ変わると、同じジンにも別の楽しみ方が生まれます。今夜はどの柑橘にしようか。そこから選んでみてください。

材料・ボトルの購入先を確認する

気になったボトルは、容量・度数をそろえて購入条件を比べてみてください。

出典・参考資料

資料確認:2026年10月27日。

  1. IBA:White Lady
  2. レミー コアントロー:日本向け製品カタログ(2024年版)
  3. FELICITY:コアントロー通常品700ml・40%の商品掲載
  4. コアントロー公式:FAQ