柑橘以外の香りで選ぶジン。ヘンドリックス・ジンマーレ・ノルデスを比較

輪切りのレモンとハーブの小皿

花の香りが好きならヘンドリックス。料理で使うハーブに惹かれるならジンマーレ。白ブドウを添えるジントニックが気になるなら、ノルデスを見てみましょう。いつものライムをキュウリやハーブへ替えるだけでも、グラスの景色が変わります。柑橘とは少し違う方向からジンを選ぶと、次に作りたい一杯も見つかりそうです。

花、料理のハーブ、白い果実。好きなのはどの方向?

「ハーブ系」という言葉だけだと、少し想像しにくいですよね。バラとキュウリ、ローズマリーやバジル、白い果実や花。身近な香りへ言い換えると、三本の違いが見えてきます。柑橘以外にも目を向けたいときは、こんな名前を入口にしてみてください。

ジン注目する香り・素材こんな一杯が気になるなら
ヘンドリックスバラとキュウリキュウリを添えるジントニック
ジンマーレオリーブ、ローズマリー、バジル、タイム料理のハーブにも目を向ける一杯
ノルデス白い果実や花、ハーブを思わせる香り白ブドウを添えるジントニック

各銘柄の素材・香りと、公式の飾り方について。[1][2][3]

三本の個性を、身近な香りから

ヘンドリックス:バラとキュウリの組み合わせ

十一種類の植物素材に、バラとキュウリを組み合わせるジンです。花を思わせる香りに惹かれたら、まずこちらへ。キュウリを添えるジントニックも公式の楽しみ方なので、普段はライムを使う人にも新鮮な選択になります。サラダ用のキュウリを少し取っておけば、家でも準備しやすいですね。[1]

ヘンドリックス ジンの味わいと飲み方|キュウリを添える理由と銘柄比較記事を読む →

ジンマーレ:台所でなじみのあるハーブから

オリーブ、ローズマリー、バジル、タイムを使う、地中海のジンです。料理のレシピで見かける名前が並ぶと、ぐっと身近に感じられませんか。ローズマリーを添えて鶏肉を焼く日や、バジルを使う食卓に、ジンの方にも同じ植物の名前を見つける。そんな楽しみ方をしたい人におすすめです。[2][4]

ジンマーレとは? オリーブとハーブから選ぶ、地中海のジン記事を読む →

ノルデス:ブドウから広がる、果実と花の香り

ノルデスの特徴は、アルバリーニョというブドウを使うベース。白い果実や花、ハーブを思わせる香りが挙げられ、公式のジントニックには白ブドウを添えます。ジンといえばレモンやライム、と思っていた人にも気になる組み合わせです。果物を買う日の楽しみを、グラスにも少し分けてみましょう。[3]

ノルデス・ジンとは? ブドウとハーブから選ぶ、スペイン・ガリシアの一本記事を読む →

飾りは一種類。少し添えるところから

ヘンドリックスなら薄く切ったキュウリ、ノルデスなら白ブドウを添える方法があります。瓶の個性につながる材料をグラスにも入れると、見た目を整えるだけでなく、そのジンを選んだ理由も楽しめます。[1][3]

ジンマーレを選んだら、食用のローズマリーやバジルを少量添えるアレンジも。はじめは一種類にすると、好きな香りを探しやすくなります。香りを強くしたくて何種類も重ねるより、小さく足してみてください。

飾りに使う果物や葉は、食用として販売されたものを洗って使います。生け花用の植物や、種類の分からない庭の葉は使わないでください。準備する材料がそろわない日は、ジンと割り材だけでも始められます。

レモンを使う場合も、キュウリやハーブと最初から全部合わせず、少量から。好きな飾り方が見つかったら、次の買い物メモに残しておくと便利です。

食卓には、同じ香りを重ねても、違いをつけても

ハーブを使う料理の日にジンマーレを選ぶように、料理と飲み物で共通する香りを探す方法があります。バジルを使ったトマト料理、ローズマリーを添える焼き野菜。メニューを見ながら、ジンにも好きな植物が入っていると気づくと、選ぶのが楽しくなります。

反対に、レモンを効かせた料理へ、キュウリを添えるヘンドリックスを合わせてみるのも一案です。料理にもグラスにも柑橘を足す代わりに、飲み物では別の香りへ。相性の正解を探すというより、食卓でどんな香りを楽しみたいかを考えてみましょう。

ノルデスなら、おつまみと一緒に白ブドウを用意して、その一部をグラスへ。まずはトニックで甘みとほろ苦さを添えるか、無糖の炭酸水で作るかを決めると、買い物もまとまります。

通常品の名前と、買う瓶の度数を確認

ヘンドリックスは販売市場によって度数が異なります。今回確認した国内の通常品は700ml・44%の正規品。海外サイトの数字と違っても、それだけで誤りとは限らないため、購入する瓶のラベルを見てください。[1][5]

ジンマーレは通常品とCapriを区別しましょう。Capriはベルガモットやレモンも使う別の組み合わせです。ノルデスは700ml・40%のジンが対象で、同ブランドのノンアルコール商品やベルモットとは異なります。[2][3][6]

価格を比べるときは、同じ商品名・容量・本数でそろえ、送料を加えた支払額へ。珍しい名前だけで決めるより、花、料理のハーブ、白ブドウのうち、いちばん楽しみたい方向を選んでみてください。

迷ったら、添えてみたいものから選んでも

「キュウリ入りのジントニックを作りたい」「好きなローズマリーの名前が気になる」「白ブドウを添えたグラスが楽しそう」。香りを詳しく説明できなくても、そんな気持ちは十分な選ぶ理由です。いちばん作ってみたくなった一杯から始めましょう。

花やハーブの香りがどのくらいか気になる場合は、バーで銘柄名と好みを伝えて相談する方法もあります。気になる一本が決まったら、個別記事で飲み方をもう少し詳しく見てみてください。

材料・ボトルの購入先を確認する

気になったボトルは、容量・度数をそろえて購入条件を比べてみてください。

出典・参考資料

資料確認:2026年10月27日。

  1. Hendrick’s:公式FAQ
  2. Gin Mare:製品公式
  3. Nordés:製品と飲み方
  4. ブラウンフォーマンジャパン:ジンマーレ国内発売発表
  5. 六本木鈴酒:ヘンドリックス通常品
  6. エムエスエンタープライズ:ノルデス正規輸入発表(2022年)