トップ / 選ぶ / ニッカ カフェジンの特徴と飲み方|「カフェ」の意味とROKU・季の美との違い

銘柄紹介

ニッカ カフェジンの特徴と飲み方|「カフェ」の意味とROKU・季の美との違い

執筆・編集:ジンさえあれば。運営
資料確認:2026年10月23日

和柑橘と藍色の布、連続式蒸溜を連想させる銅の造形
和柑橘と藍色の布、連続式蒸溜を連想させる銅の造形

ニッカの名前からウイスキーを思い浮かべたなら、このジンにも少し寄り道してみたい。柚子や甘夏の香りを支えるのは、カフェ式蒸溜機で造るベースの酒。香りを付ける植物だけでなく、その土台にも造り手の仕事がある。何を加えるかの前に、何から造るか。そこを知ると、見慣れたニッカの名前にも別の面白さが見えてくる。家ではまず、ライムを添えたジンソーダから。[1][2][3]

おすすめ・基本情報

和柑橘と山椒に惹かれ、食事には甘くないソーダ割りを作りたい人の候補です。「カフェ」はコーヒー味の意味ではなく、ベースの蒸溜液を造るカフェ式連続式蒸溜機に由来します。メーカーが伝える味わいの厚みも、選ぶ手がかりになります。ニッカのウイスキーに親しんできた人なら、同社の蒸溜機がジンのベースにも使われている点から選ぶのもよいでしょう。[1][2][3]

この記事で扱う商品
国内向け商品情報に掲載された700mlボトル
容量・アルコール分
700ml・47%
造り手
ニッカウヰスキー
ベースの特徴
カフェスチルで造った蒸溜液のみをベースに使用
公式に紹介される主な香り
ジュニパー、柚子・甘夏・かぼすなどの和柑橘、山椒
商品価格の一例
税込4,123円・送料別。酒類ドットコム掲載額を2026年10月23日に確認
最初の飲み方
公式「ライムのジンソーダ」。ジン30ml・炭酸水90ml・ライム1片

価格例のページでは箱の有無と正規品/並行品の区別を確認できませんでした。贈り物なら箱や包装も含めて確認してください。掲載価格は最安値や継続販売価格を示すものではなく、送料・在庫・配送条件は購入時に確認が必要です。[1] [2] [4] [5]

味わい・特徴

和柑橘と山椒に、ベースの厚みを重ねる

ニッカは、柚子・甘夏・かぼすなどの香りに山椒のスパイス感を組み合わせ、カフェ蒸溜液ならではのふくよかさを持たせたジンとして紹介しています。アサヒの商品情報でも、甘さを思わせる口当たりが特徴とされています。ここでいうボディ感は、味わいの厚みを表す言葉です。[1] [2]

選ぶときは「和素材だからやさしい味」とまとめず、柑橘の香りとスパイスの両方に関心があるかを考えてみてください。柚子を使っていても柚子果汁のような酸味を保証するわけではなく、山椒を使っていることだけで辛さやしびれの強さも決められません。

また、メーカーのいう「甘い口当たり」は香味の説明で、糖分量の表示ではありません。甘い柑橘リキュールや、甘味のある缶カクテルと同じ方向を期待する人は、その違いを意識しておくと選びやすくなります。

最初は、果汁を足す前の香りから

当サイトからは、まず無糖の炭酸水で割り、ライムを搾らず添える飲み方を提案します。これは下で紹介する公式レシピにも沿う方法です。ライムの酸味を強く加える前に、ジンと飾りの香りを確かめる出発点になります。果汁や甘い割り材を多く使うカクテルでは、それらの味も加わるため、完成した一杯の印象をジンだけの特徴と考えないようにしましょう。[5]

向いている人・購入前に確認したいこと

  • 候補にしたい人: 和柑橘と山椒の組み合わせに関心があり、香りづけだけでなくベースの造り方も知りたい人。公式のソーダ割りとトニック割りを、用途に応じて選べます。
  • 少量で確かめたい人: 山椒やジュニパーの香りが苦手な人。メーカーが特色として挙げる香りなので、ボトルを買う前にバーなどで少量を頼めるか相談する方法もあります。苦手な香りがあるなら、好みも一緒に伝えましょう。
  • 別の方向も比べたい人: 桜やお茶を選ぶ手がかりにしたいならROKU〈六〉、柚子に生姜や玉露を重ねる香りに関心があれば季の美も候補です。[7] [8]

47%なので、「口当たりがなめらか」と「アルコールが少ない」は別の話です。 ジン30mlに含まれる純アルコール量は約11.3g。割り材を増やすと濃度は下がりますが、注いだアルコールの総量は減りません。少なく作るなら、最初からジンの量を減らしてください。この数字は安全に飲める量の目安ではありません。[2] [5]

購入時には「ニッカ カフェジン・700ml・47%」を確認しましょう。同じカフェシリーズのウオッカやウイスキーは、ジンの容量違いではありません。

飲み方・料理の楽しみ方

公式のライムのジンソーダは、ジン1:炭酸水3

アサヒ公式の材料は次のとおりです。[5]

  • ニッカ カフェジン:30ml
  • ウィルキンソン タンサン:90ml
  • ライム:1片

タンブラー、mlを量れる道具、スプーンを用意します。ジンと炭酸水を注ぎ、静かに混ぜてから、ライムを搾らずにグラスへ入れます。

冷たく作るなら、材料を冷やし、グラスに氷を入れてから注ぎます。この冷やし方は当サイトの補足です。グラスに余裕がなければ、下の少量案で作れます。

量を少なくする案: ジン15ml・炭酸水45mlにし、ライムは小さめの1片を搾らず添えます。これは当サイトの少量アレンジで、公式の別レシピではありません。ライムの香りが強ければ、添えずに作ることもできます。

薬味の香りが好きなら、公式のみょうがのジントニック

アサヒは、カフェジンにみょうがを合わせたレシピも公開しています。[6]

  • ニッカ カフェジン:30ml
  • ウィルキンソン トニック:90ml
  • みょうが:1/2個

みょうがをジンと一緒に潰し、液体だけをグラスへ移します。トニックを加えて軽く混ぜれば完成です。家庭では茶こしなどで液体を分けると作りやすく、氷を使って冷やす方法もあります。この道具と氷の説明は当サイトの補足です。

ソーダ割りと異なり、トニック由来の甘さや苦さ、みょうがの香りも加わります。みょうがが苦手なら、無理にこのレシピを選ぶ必要はありません。トニックの苦さが気になるときは、割り材から見直すガイドも参考にしてください。

料理なら、塩焼きの魚や冷ややっこから

ライムを添えたジンソーダと白身魚の塩焼きを並べた夜の食卓
ライムを添えたソーダ割りに、白身魚の塩焼きを。

食事には、塩焼きの魚や冷ややっこを合わせる案を提案します。ジンソーダにはレモンをたっぷり搾る前の塩焼き、みょうがのジントニックには薬味を控えめにした冷ややっこ、という組み合わせです。料理側の柑橘や薬味を最初から重ねすぎず、一杯の香りを確かめる意図があります。

飲み物に合わせて食事を特別に用意しなくても、普段の献立で好みを探せます。

ほかのジンと比較して選ぶ

同価格帯は、4,000円前後の国産ジンで比較

ここでは700mlのニッカ カフェジン、ROKU〈六〉、季の美を比較します。

同価格帯は、4,000円前後の国産ジンで比較
銘柄商品価格・比較した仕様選ぶ手がかり
ニッカ カフェジン税込4,123円/700ml・47%/箱の有無未確認和柑橘と山椒、カフェ蒸溜液のふくよかさ
ROKU〈六〉通常品税込3,729円/700ml・47%/包装不可桜・柚子・お茶を含む六種の和素材
季の美 京都ドライジン税込3,798円/700ml・販売ページ表記45度/箱なし柚子・山椒、余韻の生姜や玉露

← 表は横にスクロールできます →

価格は2026年10月23日に確認した1本の商品掲載額で、いずれも送料を含みません。カフェジンは酒類ドットコム、ほか2品はFELICITYで、販売店・包装条件は異なります。ポイント・クーポンは計算に入れていません。正規品/並行品の区別も今回の取得範囲では明示を確認できていないため、同じ条件と見なさず購入先で確認してください。価格・在庫は変動します。[4] [9] [10]

ニッカ カフェジン:ベースの造りにも関心があるなら。 和柑橘だけを選ぶ理由にするのではなく、カフェ蒸溜液を土台に使う点まで知りたい人の候補です。[1] [2]

「ROKU〈六〉通常品」:桜やお茶を選ぶ手がかりにするなら。

柚子や山椒は共通しますが、ROKUの公式説明には桜の香りと玉露・桜を思わせる余韻も登場します。度数は比較した国内通常品でカフェジンと同じ47%。桜やお茶の香りにも関心があるなら、比べてみたい一本です。[7]

銘柄の特徴ROKU〈六〉の味わいと飲み方|季の美・限定品との違いも比較

桜・柚子・お茶など、和の素材を使ったジンの特徴と飲み方。

ROKU〈六〉の味わい・飲み方を知る →

「季の美 京都ドライジン」:柚子に、生姜や玉露の風味を重ねたいなら。

公式の香味説明では、柚子・山椒から生姜・玉露へつながる余韻が挙げられています。カフェジンの和柑橘や山椒に加え、生姜や玉露の風味にも興味があるなら比較したい一本です。今回の販売ページは45度ですが、ブランドサイトは45.7%と表記しています。理由は推測せず、購入する商品の表示を確認してください。[8] [10]

銘柄の特徴「季の美 京都ドライジン」(きのび)|柚子やお茶の香りを、家の一杯で

柚子やお茶の香りが特徴。季の美の割り方と料理との合わせ方を紹介。

季の美の味わい・飲み方を知る →

同じブランドのカフェウオッカとは、種類が違う

同じカフェ蒸溜液を使う商品に「カフェウオッカ」があります。ジン選びの代替候補というより、共通する造りから違いを知るための比較です。実売価格はそろえて確認していないため、仕様と香味に絞ります。

同じブランドのカフェウオッカとは、種類が違う
商品酒の種類・公式仕様選ぶときの違い
ニッカ カフェジンジン/700ml・47%和柑橘や山椒などのボタニカルで香りを重ねる
ニッカ カフェウオッカウオッカ/700ml・40%穀物由来の香味を生かす

← 表は横にスクロールできます →

カフェジン:和柑橘や山椒の香りを楽しむなら。 この記事のジンソーダやジントニックに使う商品です。名前が似ていても、ウオッカに替えれば同じ一杯にはなりません。[1] [2]

「ニッカ カフェウオッカ」:穀物の香りに関心を広げるなら。

アサヒは花やキャラメルを思わせる香り、なめらかな口当たりを挙げています。カフェジンの低度数版ではなく、別カテゴリーの商品です。[11]

背景・詳しい情報

「カフェ」は、蒸溜機の開発者の名前から

カフェスチルは、開発者イーニアス・カフェの名にちなんだ連続式蒸溜機です。ニッカの公式説明では、現在主流の連続式蒸溜機ほど効率を追わない一方、原料由来の香りや成分を残す特徴があるとされています。名称はコーヒーを漬け込む製法を示すものではありません。[3]

このジンを知るうえでは、香りづけに使う植物だけでなく、その前段階の蒸溜液にも造り手の選択があることがポイントです。気になる製法を知り、好みの飲み方で確かめる。それも一本を選ぶ楽しみになります。

ボトル背面の模様も、ニッカで稼働するカフェ式連続式蒸溜機がモチーフです。手に取る機会があれば、名称とボトルの意匠がつながっているところにも目を向けてみてください。[1]

お酒は20歳になってから。飲酒後は運転しないでください。量は無理のない範囲にし、飲み切る必要はありません。

出典・参考資料

資料確認:2026年10月23日。

  1. ニッカ:カフェジン・カフェウオッカの特徴、容量・度数、ボトル意匠外部
  2. アサヒビール:ニッカ カフェジンの商品情報・純アルコール量外部
  3. ニッカ:カフェモルトの紹介ページ内にある、カフェスチルの由来外部
  4. 酒類ドットコム:カフェジン700ml・47度の商品価格外部
  5. アサヒビール:ライムのジンソーダの公式レシピ外部
  6. アサヒビール:みょうがのジントニックの公式レシピ外部
  7. サントリー:ROKU〈六〉通常品の国内仕様・香味外部
  8. 季の美公式:季の美 京都ドライジンの香味・度数表記外部
  9. FELICITY:ROKU〈六〉700ml・47度の商品価格・包装条件外部
  10. FELICITY:季の美700ml・45度・箱なしの商品価格外部
  11. アサヒビール:カフェウオッカの仕様・香味外部