サファイア・タンカレー・ビーフィーターの違い|定番3本を飲み方から選ぶ

ジュニパーベリーと種、針葉樹の枝

柑橘や花の香りが気になるならサファイア、ジュニパーやスパイスに惹かれるならタンカレー。ビーフィーター40度は、レモンやオレンジの皮を使う定番で、200mlから試せるのも魅力です。どれもジントニックに使えるからこそ、添える柑橘だけでなく、瓶の中の素材と買う量で選んでみましょう。青、緑、赤。今夜のグラスにつながる一本はどれでしょうか。

三本とも定番。だからこそ、好きな香りから

まずは、柑橘や花の華やかさ、ジンらしい植物の香り、レモンの爽やかさ。この三つのうち、どれに惹かれるでしょうか。使う植物の数を比べるより、グラスを顔に近づけたときに楽しみたい香りを考えると選びやすくなります。

ジン国内で比べる瓶素材・香りの手がかりこんな一杯から
ボンベイ・サファイア750ml・47%10種のボタニカル。柑橘や花を思わせる香りライムを搾るジントニック
タンカレー ロンドン ドライ国内販売例750ml・47.3%ジュニパー、コリアンダー、アンジェリカ、リコリスの4種。松・ハーブ・スパイスの方向植物の香りに目を向けるジントニック
ビーフィーター ジン40度700ml・40%レモンとオレンジの皮を含む9種。柑橘の香りレモンを添えるジントニック

香りの手がかりは各メーカーの説明、タンカレーの容量・度数は国内販売例に基づきます。[1][2][3][4][5]

一本ずつ見ると、定番の面白さが見えてきます

サファイア:柑橘に、花のような華やかさを

バカルディ ジャパンは、十種類の植物素材を用い、柑橘や花を思わせる香りを持つジンとして紹介しています。ライムをひと搾りしたジントニックを作ってみたいなら、まず気にしておきたい一本。青い瓶をテーブルに置き、氷とトニックを用意する。そんな家での準備も楽しみになります。香りを全部言い当てようとせず、まずは好きだと感じるところを探してみてください。[1]

家でジントニックを始めるなら、「ボンベイ・サファイア」から。記事を読む →

タンカレー:ジュニパーとスパイスを楽しむなら

使う素材はジュニパー、コリアンダー、アンジェリカ、リコリスの四つ。ジュニパーは松を、コリアンダーは胡椒を思わせる香りと紹介されています。果物だけでなく、植物の青さやスパイスの方向にも興味があるならこちらへ。少ない素材を組み合わせる造りを知ってから飲むと、いつものジントニックにも新しい楽しみができます。[3][4]

タンカレー ロンドン ドライ|味の特徴と飲み方、No.TENとの違い記事を読む →

ビーフィーター40度:レモンを買う日に

レモンとオレンジの皮を含む九種類の素材を、蒸溜前に約24時間漬け込んで造ります。国内公式にも、レモンを添えるジントニックが登場。料理用にレモンを買うなら、飲み物の分も少し取っておきたくなる一本です。まず小さく試したい人には、200ml瓶という選択肢もあります。[2]

ビーフィーター ジン40度の特徴と飲み方|レモンのジントニックを自宅で記事を読む →

容量と度数をそろえてから、値札を見ましょう

今回のサファイアは750ml・47%、タンカレーは国内販売例の750ml・47.3%、ビーフィーターは700ml・40%です。タンカレーには市場による仕様違いがあるため、海外サイトの数字ではなく、買う瓶の表示を確認してください。[1][2][5]

ビーフィーターだけ容量が50ml少ないので、値札だけで比べると少し分かりにくくなります。量当たりで見るなら「税込商品代÷容量ml×100」で100ml当たりに換算。一方、今日の予算はトニックや柑橘、送料まで含めた支払額で考えると、買い物がまとまります。

少量から始めるなら、サファイアには200ml・50ml、ビーフィーター40度には200mlが国内公式に掲載されています。小瓶は量当たりの安さより、気になる一本を手に取りやすいことが魅力です。[1][2]

一本を選んだら、割り方で好みに近づける

一本ずつ違いを確かめたくなったら、別の日に同じトニック、同じグラスと氷、同じ分量で作ってみましょう。最初は柑橘を添えず、香りの印象を一言だけ残せば十分です。同量配合なら度数差も残ります。ジン30ml+トニック120mlでは、サファイア約9.4%、タンカレー約9.46%、ビーフィーター40度約8.0%(氷・果汁を除く概算)。濃さの印象まで、香りの優劣にしないのが比べるコツです。

ジントニックは、ジンだけで味が決まるわけではありません。トニックの甘さやほろ苦さ、搾る柑橘の量も大事な役目です。最初は量を計って作り、次に変えるところを一つだけ決めると、好みへ近づけやすくなります。

甘さを控えたい日は、トニックの一部を無糖の炭酸水へ。例えばジン30ml、トニック90ml、炭酸水30mlという組み合わせです。トニックを減らすと、甘さだけでなく苦味も変わります。アルコールの強さが気になる場合は、割り材の種類より、注ぐジンの量を減らしてください。

柑橘の違いを楽しむなら、同じジンとトニックで、別の機会にレモンを使ってみるのもおすすめです。ひと搾り加えたときと、皮の香りを添えたとき。少しの工夫で、一つの瓶から選べる飲み方が増えていきます。

最初の買い物は、瓶と割り材をひと組に

サファイアやタンカレーを選んだら、トニックとライム。ビーフィーターなら、まずはトニックとレモンを買い物メモへ。柑橘を搾るための特別な道具がなくても、包丁で小さく切り、手で搾れば始められます。

トニックは無糖の炭酸水とは別物なので、売り場では名前を確かめましょう。初めてなら、一本を使い切りやすい小さな容器が便利です。瓶と材料がそろえば、あとは氷の入ったグラスの中で作れます。

商品名は、サファイア、タンカレー ロンドン ドライ、ビーフィーター40度を確認。同じブランドのボンベイ・ドライ、No.TEN、ビーフィーター24などは、また別の香りを楽しむ商品です。

迷ったら、いちばん作ってみたい一杯へ

「青い瓶のサファイアで、ライム入りを作りたい」「タンカレーの四つの素材が気になる」「夕食のレモンをビーフィーターにも添えたい」。そんな理由で選んで大丈夫です。定番の三本に、全員共通の一位を決める必要はありません。

いちばん気になる一本が決まったら、個別記事の作り方を見ながら準備してみましょう。一本目から好みが全部分からなくても、割り方や柑橘を変える楽しみが残っています。まずは家のグラスで作る一杯を、具体的に思い浮かべてみてください。

材料・ボトルの購入先を確認する

気になったボトルは、容量・度数をそろえて購入条件を比べてみてください。

タンカレーを選んだ方は、タンカレーの個別記事で購入条件を確認できます。No.TENではなく、ロンドン ドライの容量・度数を見て選んでください。

出典・参考資料

資料確認:2026年10月28日。

  1. バカルディ ジャパン:ボンベイ・サファイア
  2. サントリー:ビーフィーター
  3. Tanqueray:London Dry
  4. ディアジオ ジャパン:タンカレーの素材と製法(2021年発表)
  5. Joshin web:タンカレー ロンドン ドライジン